米国向け ならびに 米国を経由する貨物に関する追加的保安データ要件について② 2024.9.30

現在、U.S. Customs and Border Protection (CBP)から、２つの米国向け ならびに 米国を経由する貨物に関する追加的保安データ要件が上がってきております。

１．米国向け貨物事前申告制度における正確な品名情報の提供について
　　・現行のC-IMP並びにC-XMLの仕様変更なし
　　・適用開始日は2024年10月7日（月）

２．TSA新ルールに基づく米国向け要件(13の新規情報提出義務)
　　・現行のC-IMP並びにC-XMLの仕様変更予定
　　・適用開始日は未定

弊社では、現在情報収集をしている段階でございますが、2024年9月30日時点で入手している情報を共有いたします。

「１．米国向け貨物事前申告制度における正確な品名情報の提供について」に関しましては、適用開始日は2024年10月7日（月）からと提示されております。
現行のC-IMP並びにC-XMLの仕様変更はございません。

【CBPホームページ】
https://content.govdelivery.com/bulletins/gd/USDHSCBP-3b34baf?wgt_ref=USDHSCBP_WIDGET_2

【品名リスト】
https://www.cbp.gov/sites/default/files/2024-07/acceptable-cargo-desc-508c-05.16_0.pdf

「２．TSA新ルールに基づく米国向け要件(13の新規情報提出義務)」に関しましては、現行のC-IMP並びにC-XMLの仕様では、米国の追加的保安データ要件に対応できなため、現在、米国CBPとIATAがどのように対応するかを協議中ですが、まだ結論に至っていないという状況です。

下記のCBPのホームページにて「Implementation Guide」がリリースされておりますが、この内容は未だIATAに承認されておりません。

【CBPホームページ】
https://www.cbp.gov/sites/default/files/2024-09/ACAS%20IG%20v2.3.1_508.pdf

従いまして、 適用開始日は提示されておりません。

現行のC-IMP並びにC-XMLの仕様変更が公式に発表され次第、弊社公式HPにてご案内差し上げます。

弊社といたしましても仕様変更に伴い、弊社のシステム改修が必要となりますため、システムベンダーと連携して、迅速に仕様変更に対応するための体制の準備を進めております。

よろしくお願いします。

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